ビールと日本酒と焼酎水割り
2010年 08月 04日 |
門前仲町「君代紫(きみよし)」から「あおき」を経て、再び「君代紫」。

久しぶりに、回ってない本格的な鮨屋で鮨を食べようということになり、以前から行きたいと思っていたあおきを予約する。嫁が先に現地に着いたのだが、メールによると違う店にいるらしい。君代紫という店名を頼りに探してみると、すぐに見つかった。これがまあ、渋い店構えの、居酒屋というよりは小料理屋と呼ぶにふさわしく、一見さんには敷居が高そうで、入るのをためらうような店。おずおずと店内に入ると、嫁がカウンターに座って、女将さんと話している。聞けば、もともとは芸者置屋で、女将さんも、そのお母さんも元芸者。以前は板前がいたとのことだが、今は女将さんが一人で切り盛りして、焼魚や煮物などの家庭料理を出してくれる。
とりあえず、あおきの予約時刻になったので、また後で来ますと店を出る。

あおきは、この界隈では、新しい方に入る鮨屋だが、ネットではなかなか評判がいい。早速、おまかせで握ってもらう。どのネタも一手間かけてあり、特に新子が激ウマ。醤油を使ったのは、最後に出てきた鉄火巻だけ。
と、そこへ入ってきた女子二人。「コースとかないんですか」と訊く。鮨屋でコースねえ。上とか特上のことかな。結局、この二人もおまかせで、ということになったが、職人さんから「何か食べられないものはありますか」と訊かれると、「ウニとイクラとアワビとマグロがダメなんです」。
回転寿司行って、玉子焼きとプリンを交互に食べてなさい。

あおきで満腹になったところで、再び君代紫へ。
「深川芸者は足袋を履かない。足の小指の爪に紅を注すのが心意気」などというお話を伺いながら飲む。
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写真は、若かりし頃の女将さん。

そんな粋で鯔背な深川芸者は、もう一人もいない。
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by haku_mei | 2010-08-04 12:28 | 呑む |