カテゴリ:呑む( 483 )
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2011年 05月 08日 |
門前仲町「折原商店」で。

久々の更新である。思えばあの震災以来。前回のエントリーがちょうどその日であった。
さて、折原商店は、最近深川不動参道にオープンした角打ちの店。店先が駄菓子屋になっていて、奥が立ち飲みスペースになっている。もともと酒屋だけあって、日本酒の品揃えは豊富。つまみ類で調理したものは、おでんとポテサラぐらいで、後は乾き物中心。角打ちなので、これで十分。

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ただ、客層としては、あまり立ち飲みに慣れていない人が多いようで、先日などはラムネを飲んでいた人がいた。店側もまた、慣れていないようで、キャッシュオンデリなのに、金を払うたびにいちいちレシートを渡そうとするのだが、それはやめた方がよろしい。年中無休で朝10時からやっているというのは、実によろしい。
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by haku_mei | 2011-05-08 22:09 | 呑む |
2011年 03月 11日 |
浜松町「百壺」で。

前回の開催から、ちょうど1年、「シーシェパードを許すな!第2回抗議集会」を開催する運びとなった。会場は同じくこのお店。前回を上回る7名もの参加者が集った。反・反捕鯨活動も、地道ながら草の根レベルで徐々に広がりを見せている、ってそんな大層なものではないが。今回の白眉は、中がレアの鯨竜田揚げ。実に柔らかく、従来の竜田揚げの常識を覆す。しかし、これよりもインパクト大だったのが、ポテトサラダ。ここのは、注文があってから作り始めるのだ。なので、出てきたときは、ほんのり温かく、タマネギもシャクシャクしている。結局、7時ぐらいから、飲んで食べて、閉店まで居続けた。飲む日本酒は、当然これね。

果たして我々は、いつまで鯨を食べられるのだろうか。
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by haku_mei | 2011-03-11 12:46 | 呑む |
2011年 02月 20日 |
銀座「勘兵衛」で。

たびたび、その店の前を通るのだが、まだ入ったことはなかった。何せ、場所は銀座、大通りから一本外れた裏通りで、周りに飲食店もあまりなく、「すし屋の勘兵衛」という暖簾だけが入口にかかった、上品な佇まいの、いかにも隠れ家風の店。もちろん、外からは中の様子を窺い知ることはできない。こりゃあなた、入るのはちょっと躊躇しますよ。一見さんお断り、誰かの紹介がないと入れないのではないか、とも思ったのだが、こういう店で鮨を食べてみたいという誘惑には抗えず、ネットで調べてみる。すると、店の情報は出てくるものの、以前その店が月島にあったときのものばかりで、電話番号も古く、その番号はもう使われていない。

これは直接赴くしかないと、一度意を決して戸を開けたところ、その日は予約でいっぱいで、またお越しくださいと、店の名刺をいただいた。そして、今日、予め電話で予約をし、満を持しての訪問となった。店内は、10人ほど座れるL字型のカウンターと、テーブル席が2つ。どちらも掘り炬燵形式で、靴を脱いで上がる。カウンター席に座り、早速おまかせで握ってもらう。鮨を握るのは店の大将一人だけ。奥さんがお運びを務める。大将は、森山周一郎をスリムにしたようなルックスで、実に気さくな人。一見の我々に、いろいろ気を遣っていただく。「今日のネタはあまりよくなくて・・・」と言うわりには、どれも悶絶するような旨さ。ウニは軍艦巻きにせず、そのまま握り、塩をちょっと振る。付け台に置くと崩れてしまうので、大将が手のひらに載せて差し出すのを、そのまま取って食べる。マグロのヅケはあっさりめ。「あんまり漬けすぎるのは好きじゃないんですよ」と大将。珍しいネタでは、ニシンや鯨の尾の身。あと、ナントカダイとかナントカイカとか、旨かったことしか記憶になく、名前を忘れてしまった(泣)。

門仲「太陽」の店主を知っていて、一時期同じ店で、彼の下で働いていたとか。今、太陽の店主は好々爺という感じだが、「当時は厳しい人でしたね」と言う。太陽に行かれたことはあるんですか、と訊くと、「平日は休めないんで、まだ行ったことはないんですが、行ったとしても、握ってくれなんて恐れ多くて言えません」と笑う。

最後に出てきた玉子焼きが、これが何とも。旨い旨いと食べてたら、お家でも食べてみてください、とお土産に渡された。「明日になったら、出汁が染みて味が変わりますよ」と言われた玉子焼きがこれ。

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何だか美しい工芸品のよう。確かに、前日食べた時より、甘みが増している感じ。醤油も何も付ける必要なし。

鮨、大将の人柄、全てにわたって、期待をはるかに上回る店。そして、鮨に限らず、料理はその人柄が現れる、としみじみ思ったのでありました。
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by haku_mei | 2011-02-20 23:38 | 呑む |
2010年 12月 06日 |
人形町「笹新」で。

夕食を取ろうと、人形町まで歩く。30分もかからずに着いた。甘酒横丁辺りで、手ごろな洋食屋を探すも、何故か見当たらない。そうしている内に、嫁が「あそこ、よさそうじゃない?」と指さす。その先にあったのは、笹新。おお、笹新はここにあったのか。まだ一度も入ったことはないが、名店の誉れ高い居酒屋。どれくらい名店かというと、吉田類は来ないが太田和彦は来る、というぐらいの名店。例えがよくわかりませんね。

とりあえず、暖簾をくぐる。まだ口開けで、客はカウンターに1人だけ。これ幸いと、我々も陣取る。カウンターには、大皿に盛られた料理が、所狭しと並ぶ。店内の雰囲気もよし。普通のことを普通にやってます、という感じが実にいい。そういう居酒屋は、案外少ないのである。

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さっそく、卯の花とポテサラを頼む。続いて、金目鯛の刺身と慈姑の素揚げ。こうなったら日本酒しかない、と神亀の純米に切り替える。四合瓶の飲みきりサイズ。余ったら持って帰ってもいい、と店主は言ってくれたが、結局飲みきってしまい、いい気分。最後に食べたホウボウの煮魚が、また旨い。

さすが、噂に違わぬ名店でした。門仲と人形町、エリアも近いし、同じ下町でくくられることも多いが、店も街の雰囲気も、微妙に違うところが面白い。
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by haku_mei | 2010-12-06 00:22 | 呑む |
2010年 11月 29日 |
博多駅「驛亭」で。

博多駅構内のお土産コーナーの奥にある立ち飲み屋。福岡出張の際には、よく利用している。スチール製の椅子も、いくつか置いてあり、今日も、サラリーマン達で賑わっている。前日大阪、今日ここ福岡で、ほぼ1日立ちっぱなしの仕事をこなしてきたが、そこは飲んべえの矜持、立ち飲み屋では、やはり立って飲むのがポリシー。地酒が二種類あって、両方飲んでみる。どちらも飲みやすくて旨い。

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ふと回りを見回すと、客の数が減って、残りの客全員座っている。この軟弱者どもめが!
そう心の中で毒づいた自分だが、翌日しっかりマッサージ屋さんのお世話になった。
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by haku_mei | 2010-11-29 12:47 | 呑む |
2010年 10月 18日 |
門前仲町「太陽」から「オーパ」。

いつもお世話になっている吉祥寺の名医が、門前仲町にやってきた。いわばご来門。ここはいいお店をご紹介しなければと、太陽へ。小肌と戻り鰹を刺身でいただく。鰹が脂が乗ってて激旨。実は前日にも訪れていて、銀座の某○兵衛に卸してる鮪と同じ鮪の、○兵衛が持っていった残りの部分、というのがたまたまあって、それを握ってもらったら、これがまた旨かった。大将は「こんな所で出す鮪じゃないんだけどね」と笑っていた。もちろん、お値段は太陽価格。今日はそれはもうなかったが、代わりに中落ちを握ってもらって、至福の一時。名医は、これが立ち飲み初体験だそうで、「すごく楽しい」とご満悦。そりゃそうでしょう。
客は次から次へとやってくる。最初、入り口付近にいた我々は、いつの間にか奥の方に移動していた。まだまだ来る気配だったので、我々もここで店を後にする。

次はオーパへ向かう。有名なのに未訪問だった店。オーセンティックなバーだが、そこは下町、店内の雰囲気は実にリラックスしている。久しぶりにドライマティーニ飲んだら、結構酔っ払った。家に帰って、嫁と何を話したのか覚えていないくらい。嫁が「オーパってどんな店だった?」と訊いたら「酒がいっぱいあった」と答えたので、呆れ果ててそれ以上何も突っ込まなかったらしい。
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by haku_mei | 2010-10-18 01:01 | 呑む |
2010年 09月 22日 |
門前仲町「太陽」で。

その日は、三ツ木で鮨を食べようと思っていたら、三ツ木はお休み。では、以前から気になっていた立ち飲みの店、太陽へ行くことにする。最近、テレビで紹介されてしまったので、満員で入れないかと危惧したが、程良い混み具合で、すんなり入れた。隣でご機嫌で飲んでいるお兄さん、どこかで見た人だなあ、と考えていたところへ、嫁が到着。すると、お兄さんが「あっ、こんばんは」と、我々に挨拶する。ここでようやく、自分も気が付いた。我々が何回か訪れた、この近所のビストロのオーナーシェフだったのだ。「いや、私もどこかでお見かけした方だと思っていたんですが、お二人揃われたんでわかりました」とシェフ。こちらも、シェフがタンクトップ姿だったので、ピンと来なかった。今日はお店は休みで、とことん飲んだくれるつもりで、5時から飲んでいるという。このビストロもいいお店です。

太陽の大将は、元々鮨職人(それも名うての)で、当然つまみは厳選された魚介類ばかり。もちろん握りも味わえる。今回は特に、サンマとイワシの煮魚が旨かった。イワシは握りでも頂いた。客足は途絶えることなく、続々と詰めかける。しかし、常連さんばかりのようで、今日のこの時間帯に限っては、一見は我々二人だけ。この後も、おそらく常連さんがやってくるはずで、新参者の我々はひとまず撤収する。シェフも「混んできたので」と、一足先に店を出た。少なくとも、我々が店を出るまでは、テレビ見て遠方から来たという客はいなかった。

よく考えると、今どきテレビに出て客殺到、というのはラーメン屋ぐらいかもしれない。だいたい、「門前仲町 太陽」で検索すると、ラーメン屋ばかりヒットするしね。ラーメンヲタクは数も多いし、あの人達はどこへでも行くし。関係ないけど、ラーメンサイトやブログに書き込まれる彼らのコメントって、褒めるにしろ貶すにしろ、すっごくエラそうね。お前は海原雄山か!

立ち飲みマニアもいることはいるが、むしろテレビや雑誌で紹介されない店に好んで行く傾向にあるし、マニアでない人は、テレビで紹介されようがされまいが、自分の行動範囲を越えてまで行くことは少ないので、この店がいつ行っても超満員、という事態にはならないと思う、というか、願う。まあ、紹介される前から人気店だから、混んでるのはしょうがないけどね。
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by haku_mei | 2010-09-22 14:15 | 呑む |
2010年 09月 01日 |
大井町「富士」から「THE NIGHTFLY」を経て、「BRADIPO」。

大井町の飲み屋街といえば東小路が有名だが、もう一つの雄が東急大井町線ガード下のさらに地下。大井デパート地下飲食街という呼称で知られるが、現在の看板には「オーイ地下飲食街」とあり、デパートが取れている。地下に降りると、通路の左右に、居酒屋、スナックがずらりと並ぶ。ただ、チェーン系以外は、一見客はちょっと入りづらい。ここで嫁が見つけたのが富士。とりあえず、ビールを注文して飲んでると、小皿に盛られたいろいろなつまみが、順番に出てくる。
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何というか、親戚の家にお邪魔してくつろいでいる気分。自家製肉味噌をつけて食べる冷奴が旨い。弁当用のタッパーを持っていたので、肉味噌を少し分けてもらう。締めに食べたソース焼きそばが、また絶妙。

次に向かったのは、ここまで来て寄らないわけにはいかないNIGHTFLY。このエリアにはいささか不釣合いな、COOLでCHICなバーなのだが、我々一行がいつもその雰囲気を台無しにしてしまうので、今回も恐る恐るドアを開ける。相変わらず渋いジョン・カビラ似のマスターが、優しく出迎えてくれて一安心。で、結局、カウンターでハシャいで、またも雰囲気を台無しにしたのであるが。マスターの選曲が実にツボなので、仕方がない。
最後は、BRADIPOで、スペクトラムのライブ映像を見ながら盛り上がる。
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by haku_mei | 2010-09-01 12:51 | 呑む |
2010年 08月 28日 |
門前仲町「三ツ木」で。

門仲鮨屋探訪の旅は続く。今回は三ツ木。前の日記で最初行こうとしていた店とは、また別。こちらは、メディアによく取り上げられる有名店。店主もテレビに何度か登場している。そういう店なので、「俺様の握った鮨をありがたく頂け」的な接客かと危ぶんだが、店の大将は、見た目は強面(国士舘高校空手部OB)ながら、気さくな人柄で楽しませていただいた。おまかせで握ってもらったネタは極めてオーソドックスで、どれも旨いが、その中では比較的珍しいと思える、煮浅蜊の軍艦巻きが印象に残った。お値段もリーズナブル。
この地で店を始めて40年という大将によると、開店当時は周りに鮨屋がいっぱいあったそうで、そういった店は跡継ぎがおらず、店をたたんでいった結果、いつの間にか最古参の一つになってしまったとのこと。そのせいで、取材されることも多いが、「別に断る理由もないので」と、普通に対応している様子。山本一力の小説のモデルにもなっていて、その本がカウンターの片隅に置いてある。こういうのを嫌う人もいるだろうが、大将の人柄がいいので、微笑ましく感じる。

ごちそうさま、と店を出ようとしたところに、一人の女性客が入ってきた。カウンター席に座り、飲み物も決めないうちから「イカと煮蛤と、えーと後は・・・」と、いきなり注文し出す。「すみません。今、煮蛤はないんですよ」と大将に言われ、女性はキョトンとしている。おそらく、グルメサイトかブログに「ここの煮蛤は旨い!」とあったのを見て、来たに違いない。大将は「いや、魚には旬というものがありましてね」と説明を始めた。そこから説明しないといけない時代になったんですなあ・・・。
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by haku_mei | 2010-08-28 23:43 | 呑む |
2010年 08月 26日 |
門前仲町「伊勢屋」から「山幸」。

鮨屋や居酒屋がとりわけ多いこの界隈、先日はあおきで鮨を食べたが、違う店にも行ってみようと、伊勢屋でビール飲んで勢いをつけて、その店の前まで来てみたら、まだ開店前。あと10分ぐらいということで、周辺をぶらぶらしていたら、「鮎の里」と書かれた看板が目に入った。
目先の欲望に極めて弱い我々は、「鮎もいいね~」と、その店、山幸に吸い込まれる。2階はお座敷のようだが、1階は入り口付近にテーブル一つ、その奥に5人程度座れるカウンター、さらに奥がテーブル一つという、コンパクトなお店。早速、鮎の塩焼き、と思ったが、せっかくなので季節限定の刺身を頼む。そして、本日限定5食のイナダのかぶと煮を追加。
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イナダってハマチのことなのね。この店、日本酒の種類が豊富で、特に日本海側の銘酒が充実している。〆張鶴純米吟醸と八海山特別純米原酒飲んで、いい気分。鮎もイナダも脂が乗って旨い。結構飲んで食べて、店を出たら、まだ明るかった。

別の日。やはりこの界隈で、評判のいいフレンチレストランがあると知り、予約をして行ってみた。結果は残念ながらハズレ。
高級食材をふんだんに使っているものの、全体に味付けがしょっぱい。奮発して頼んだ、アルザス・リースリング・グランクリュは妙に甘ったるい。加えて、我々のテーブルには、なぜか小バエのような小さな虫が飛び交い、その都度、嫁がナプキンで潰していた。潰すたびにナプキンは取り替えてくれたが、最後まで席を代えてはくれなかった。店には我々しか客がいなかったのにも関わらず。
口コミグルメサイトでは、高評価ばかりだが、そのほとんどはランチの評価。この貧乏人どもめ!あ、いや、ランチだと味と値段のバランスが取れてるんですよね、きっと(汗)。
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by haku_mei | 2010-08-26 12:23 | 呑む |